大町の皆様へ

2022/10/04

新型コロナウィルス感染症の影響により、一昨年、昨年と二度に亘り例大祭は式典のみとなり、神幸祭を始め各神賑行事・催物は中止となりましたが、本年は責任役員総代の方々との協議の上、大町まつり実行委員会の方々の協力により車輌にて神幸祭(お渡り)を実施しました。

例大祭当日、参列人数を制限の上、「マスクの着用」、手水の替わりに「アルコール消毒」の上、午前九時三十分式典を斎行。社務所前より参進。一の鳥居より参入し、各関係代表者が昇殿。他は社殿前にて参列。献弊使、令人、巫子の助勢は控え、宮司以下助祭員二名にて奉仕。式典後、一番神輿に神霊奉遷。午後一時出御祭執行。一番神輿を車輌に安置し出御。行列は囃子車、触れ太鼓車、前導車(宮司・実行委員長)、神輿車、供奉車(関係役員)にて巡幸。神輿は一番神輿のみ。神幸中、例年通りの各所で神幸所祭(御旅所祭)を執行。車輌による「お渡り」でありましたが、沿道には神輿を拝する人達の姿が数多くありました。巡幸を終え午後五時頃には一番神輿を拝殿に安置し無事神幸祭(お渡り)を納める事が出来ました。二日目には、出店の新井氏の申し出により境内にて日中、縁日として、感染症対策を施した上で露店を出したところ、盛況にて多くの親子で賑いました。お囃子も日中、大町会館前で振露下さり、お祭りの雰囲気も上り、子供達の楽しそうな姿で境内は溢れかえりました。三日目(三ツ目)には夕刻より境内にて民謡踊りを実施。コロナ禍で集るのか少々懸念もありましたが、その思いを払拭するように境内輪になって踊る姿がありました。午後八時拝殿より一番神輿を降ろし還幸祭を執り行い、神霊は御本殿へ還り、神輿は宝物殿に安置され、三日間の例大祭は幕を閉じました。

三日間に亘る八雲神社例大祭の各神事諸行事を無事厳修に出来ました事は誠に有難く、これも殊に神社責任役員を始め総代の方々、大町八雲みこし会の方々、囃子大町祇園会の方々、又大町商店会、大町消防団第28分団、大町自治連合会総じて大町まつり実行委員会の関係各位、関係諸団体の方々のお陰と感謝し、厚く御礼申し上げる次第で御座います。今後共、例大祭のみならず神社の諸活動にご理解とご協力を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。

令和四年十月吉日

八雲神社 宮司

小坂 周防

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